京都愛宕山

愛宕山の概略

京都の西北に位置する愛宕山(海抜924m、標高差約700m)は「あたごさん」とも呼ばれ、古くから京都の人々に親しまれてきた山である。山頂の愛宕神社は、防火・鎮火の神として知られ、全国に900を越す分社があり、火の用心の総本山。台所に張る「火廼要慎(ひのようじん)」のお札の発行元でもある。
「伊勢へ七たび、熊野へ三たび、愛宕山には月まいり」ともうたわれるが、最近では「月まいり」で登る人より、体力づくりや本格的な登山への足慣らしに登る人が増えている。

#愛宕千日詣

古くは専一詣ともいわれ、旧6月24日に行われていた古代の鎮火祭が起源。
現在では、7月31日から8月1日にかけて行われ、参拝すれば千日分の御利益が得られるといわれている。例年一万人もの人(2000年は約8000人)がお参りする夏の祭りとなっている。
2001年に、念願の参拝が実現した。その模様はこちらへ(日記写真)。


愛宕山頂上にて(後ろは献木の碑)
愛宕山頂上にて